みなさん、「火傷する花」って聞いたことありますか?
見た目はキレイなのに、実はとても危険な外来植物――それが「ジャイアントホグウィード」(バイカルハナウド)です。
2025年6月には、なんと北海道大学で国内初となる大規模発見がありました。
今回はこの“ヤバい植物”の正体と、もし見つけたときの対策について、わかりやすくまとめてみました!
ジャイアントホグウィードってどんな植物?
ジャイアントホグウィードはコーカサス地方原産のセリ科の多年草。
高さは2〜5メートル、葉っぱもめちゃくちゃ大きくて、白い花もボリューム満点。
見た目はおしゃれな観葉植物みたいですが、実は「光毒性」という強い毒を持っています。

2025年、北海道大学で“国内初”の発見!
2025年6月、札幌の北海道大学キャンパス内で、これまで国内ではほとんど見つかっていなかったジャイアントホグウィードが、なんと10株以上も発見されました。
ニュースになり、大学はすぐさま現場を立ち入り禁止&調査へ。
「見た目はきれいなので危険とは思わなかった」
「かなり大きくなっていてビックリした」
— 北大生の声
今後、北海道だけでなく全国でも見かける可能性があるので、要チェックです!
なお、数年前に発見のウワサ自体は出ていた模様……。
“火傷する花”と呼ばれる理由
最大の特徴は樹液に含まれる「フランクマリン類」という物質。
これが皮膚についたまま日光(紫外線)を浴びると…
- 24〜48時間後に激しい赤みや水ぶくれ
- 火傷みたいな症状、場合によっては長く跡が残る
- 目に入ると失明の危険も!
動画や海外ニュースでも、実際に水ぶくれで苦しむ人が紹介されているほど。
子どもやペットも同じように被害を受けるので本当に注意が必要です。
今日は上司とこのニュースを見ながら「樹液が出ない程度に優しく頑張ればケツ拭けるんじゃね」と話して爆笑していましたが、みなさんはくれぐれもそんなことをしないよう……。

ジャイアントホグウィードの生態と広がる危険性
- 1株で1万~5万粒のタネを作りまくる
- 湿地や川沿い、空き地などでどんどん増える
- 発芽から花が咲くまで2~10年かかることも
海外では生態系を壊す外来植物として超有名。
日本でも今後さらに増える可能性があり、みんなで注意することが大切です。
もし見つけたら?やるべきことリスト
- 絶対に素手で触らない!
- 写真を撮って、自治体や大学、環境省など専門機関に通報
- 自分で抜くのはNG(種が広がったり、皮膚炎リスク大)
万が一触れてしまったときは
- すぐに流水と石けんで15分以上しっかり洗う
- その後2日間は日光(紫外線)に絶対当てない
- 赤くなったり水ぶくれが出たら、皮膚科を早めに受診
まとめ:身近な自然も油断せず!
「火傷する花」とも呼ばれるジャイアントホグウィード。
北海道大学での発見をきっかけに、全国での注意が一気に高まっています。
見た目がキレイだからといって絶対に油断せず、もし見つけたら距離を取って専門家へ連絡を。
自然を安全に楽しむためにも、家族や友達にもぜひ教えてあげてください!
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